山登りの人々
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作成日時 : 2005/10/24 20:19
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山梨百名山の一つと言われる「茅ケ岳」に、地元の人たちと一緒に登った。麓の甲斐市で、クラインガルテン(滞在型の市民農園)事業をお手伝いしており、そのクラブ活動として企画したのである。最近、中高年の登山ブームと言われていて、特に終末の中央線電車は登山の格好をした中高年でいっぱい。朝7時発のスーパーあずさは満席になるので、その3分後に出る臨時電車は恒例となっているのである。
この日は少し小雨模様だったのだが、茅ケ岳への細い登山道は、かなり混んでいた。日本アルプスや富士山の登山道は「渋滞」だと言うが、ここも例外ではない。登山は、誰もが自分のペースで歩きたいのだが、登山道は狭く、一人が通れる道は、当然、譲り合わなければならない。この「譲り合う」ことが、皆、苦手らしい。それで、ペースが遅い人の後ろに長い行列がつかえてしまい、イライラしながら歩くことになり、そのイライライは悪い波動となって、行列の雰囲気を殺気立ったものにもするのである。一部の早いペースの人々の「我先な」歩き方も、雰囲気を悪くする。登山はスポーツと同様、その人の性格が出るものなんだな。気持ちの良いはずのレジャーであるはずなのに、何だか凄く気を使う。狭い山頂の平地では、ちょうどお昼ご飯を食べようとする人でごった返しており、火を起こして湯をわかし、カップラーメンを食べる人、ビールを飲む人などで大騒ぎであった。
でも、我々チームはこの日初めてのメンバーであったにもかかわらず、いろいろなペースの人がいたけど、団結力があって楽しかった。これは一重にリーダーのお陰かも。彼は山のベテランだけあって、淡々と、静かにチームを率いてくれた。私は後ろの方にいて、後から来るペースの早い人にやきもきしたりしていたのだが・・・。リーダーとは、堂々としていなければならない。大事な決断をするためにも、静かに見渡す度量がなければならない。優れたリーダーのもとで、アヒルのようにヨチヨチ歩いていた山登りは、最後はとても楽しく、爽やかな気分で締めくくられた。秋の山の匂いが素敵だった。
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